会社案内 | 代表挨拶・企業理念・経営ビジョン

代表挨拶
創業から現在まで
企業理念
経営ビジョン

代表挨拶

Message

デジタル時代への挑戦と新たな価値の提供

近年、社会構造そのものの変革が急激に進む中で、多様化した市場ニーズを的確に捉え、お客さまのこれまでのレガシーを崩すことなく、最適なシステムを提供することが私たちに与えられたミッションです。

1992年の創業以来、私たちは「酒造り」という日本が誇る伝統文化に深く根ざし、IT技術を通じてその発展を支えてきました。
このたび、創業30周年を迎えることができましたのも、ひとえに皆さま方のご支援、ご愛顧の賜物と心よりの感謝を申し上げます。

昨今の社会を取り巻く環境は、新型コロナウィルス感染症の世界的な流行や自然災害の影響を受け、大きく変化しております。デジタル化はもはや避けられない流れとなり、AIやIoTといった技術の進歩は、私たちの生活やビジネスに革新的な変化をもたらしています。

このような時代において、私たちは「酒造り」という伝統を継承しつつ、最新のIT技術を駆使することでお客さまに新たな価値を提供し続けていきます。
人々の暮らしを豊かにし、持続可能な社会の実現に貢献するため、私たちはこれから挑戦を続けていきます。

創業から現在まで

Episode

私は、かつて大手コンピュータ会社で金融業界や建設業界のシステム営業として働いておりました。のちに「地域社会に貢献できないか」また「地域特有の伝統産業をシステムで活性化できないか」との思いが強くなり、29歳で地元石川にUターンすることを決意し、前会社との関係も深かった会計事務所を母体とした電算センターでオフコンやパソコンの会計システムを中心に市場開拓に従事しました。

1992年4月、33歳の時に自宅一室2名で、ソフトランディング（旧社名）をスタートしました。当時は、バブル崩壊直後で国内経済が大混乱の中、今思えば若さゆえの過信があったのか、起業のタイミングも無謀･無策であり当然のことながら夢と現実のギャップに苦しみながらの船出でした。

翌1993年にマイクロソフト社からWindows3.1が国内発売され、早速、CADで作成した設計図面をNC加工機で自動切削するツール「変換名人」を自社開発（C++）し、官公庁や大学研究機関に導入しました。Windows版パッケージソフトの誕生でした。しかし、次第に競合が増え、大手ベンダーとの価格競争が激化し、市場展開も縮小せざるを得なくなりました。

また、地元の酒造会社からシステム開発の引き合いがあったのもこの時期でした。日々、酒造会社の現場に赴き、蔵内の製造工程や税務申告関連の帳簿を一から教えていただきながらの開発でした。現場主義を徹底し、何度も開発検証を重ねながら1年後ようやく運用稼動に漕ぎつけました。
酒造業管理システム「酒仙」1号機の誕生です。
地元酒造会社から紹介いただき、デモ提案やプレゼンを行いながら徐々に販路開拓をしてまいりました。当時は地酒ブームの追い風もありました。

振返れば、無我夢中で時代を駆け抜けていったように思います。
現在、弊社では300社を超える酒造会社の運用保守を行っております。
創業当時、大きな夢を追い続けた「伝統産業の活性化と新たな未来社会の実現」というビジョンは崩さず、現場目線からシステム開発を繰り返して30年、今もなお、未来社会や酒造業界の在るべき姿を模索しております。

代表取締役寺良彦

石川県小松市出身。
大学卒業後、大手IT企業、電算センター勤務を経て、有限会社ソフトランディングを設立、後に株式会社ティー･エス･アイを設立。
現在300社超の酒造会社のシステム･運用保守を行っている。

企業理念

Philosophy

地域と伝統文化の活性化と
豊かな未来社会の実現

“人”と“信頼”と“情報技術”が互いにつながり合い、
仕事の“楽しさと幸せ”や“発見と学び”を通じて共に成長することを目指します。

Total System Integrator

経営ビジョン

Vision

私たちは、社員の人生の成功と会社の成功、そして全てのお客さまの成功が共に信頼関係で築かれ、互いに喜びあえる環境を築き上げることを企業理念としています。
これは、社員が仕事を通じて、よりよい環境下で、会社の資産や資源を有効活用し豊かな自己実現と社会貢献を追及する。
つまり、自ら活き活きと価値ある仕事をすることが、楽しさと幸せにつながり、また会社の成長発展につながると考えています。
一方で私たちは、企業規模の拡大よりも成長した「少数精鋭プロ集団」を創ることが大事だと考えます。
社員自らストーリーを描き、思う存分ステージで鼓舞する、そしてお客さまから喝采を浴びる。
お客さまのシステム要求を踏まえた提案とプレゼンを経て相互理解のうえで、システム構築と運用を行う。
結果、効率化や合理化され生産性向上につながり、お互いに満足を獲得する。
このように多様化するお客さまとの要求に対応するには、現場・現物・現認は欠かせません。